エンゲル係数が上昇中!

こんにちは、秋田のファイナンシャルプランナー土田です。

 

物価の上昇が家計を直撃している状況が続いていますが、やはりエンゲル係数(消費支出に対する食品支出の割合)が上がっているようです。

 

2024/10/18日経新聞Web版記事「エンゲル係数、42年ぶりの高水準 家計支出の28%に」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA09AAD0Z01C24A0000000/

以下引用

消費支出に占める食費の割合が上がっている。202418月のエンゲル係数(2人以上世帯)は28.0%と、年平均と比較すると1982年以来の高い水準となった。9月の消費者物価指数では米類が44.7%上昇と49年ぶりの伸びだった。食料物価の上昇が家計を圧迫し、消費下押しの一因になっている。

年収1000万〜1250万円の世帯の18月のエンゲル係数は25.5%だった。年収200万円未満の世帯は33.7%と、年収別では最も大きい比率だった。食費上昇は低所得世帯に響く。総務省の担当者は、物価高を受けて「野菜や果物、肉類で購入数量を控える動きがある」と指摘する。

データが遡れる1963年ごろは高度経済成長期で、国民が豊かになり可処分所得が増えていったためエンゲル係数も低下傾向だった。その後2010年代からじわじわ上昇し、新型コロナウイルス禍以降の物価上昇で、エンゲル係数が上がった。

9月の消費者物価指数(CPI2020=100)によると、生鮮食品を除く食料は3.1%上昇した。食料物価はこれまで円安進行に伴う輸入コストの増加で上昇していたが、その後23年秋ごろをピークに価格転嫁が一巡し低下傾向が続いていた。足元では2カ月連続で上昇幅の拡大が続く。

引用終わり

 

記事の通り42年ぶりの水準ということですから、当時は消費税もない社会保険料も安い時代でしたね。国民負担率(収入に対する税と社会保険負担の割合)が1982年は32%。令和5年度は46%でしたから、同じ水準でも厳しさは違いますね…。

 

記事の最後にもありますが、最低賃金も上がり、人手不足から企業も人件費を上げて行かざるを得ず、物価の上昇はまだまだ続きそうですから、給料がそれ以上に上がる企業に勤めている方以外は、より一層厳しい家計になりそうです。

 

今衆議院議員選挙が行われていますが、こういった状況であれば、消費税は始めとする税を減税する方向で考えないと国民生活は困窮するのですが、自民党も立憲民主党も消費減税は考えておらず、更に税率を上げようとしているところが恐ろしいですね(汗)

 

政治には期待できないので、自身で生活を防衛する必要があります。

 

その為には今の収支だけでなく将来の収支も入れて検討することが必要です!

 

それがライフプラン作成であり、これがないと何も始まりません。

どんな保険がどのくらい必要かも、資産運用でどんな金融商品でいくら運用するとよいかもわかりません。

 

こればかりはネットで調べても出てこない情報です。※当たり前ですが…

 

ですので、このままでいいのかな?と漠然とした不安がある方はぜひ作成してみてください。

 

プロのFPと一緒に作成したいという方はぜひお問合せ下さい。

 

ご自身でという方はこちらもご参考下さい。

 

今日もありがとうございました。

 

 

あきたで出産・子育てガイドブックに取材記事が掲載されました。

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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