金融のルールを無視?!どうなる金融市場

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの土田です。

 

昨年あたりから「リセッション(景気後退局面)」という言葉が多く使われ始め、投資家にとってはいつ暴落が起こるのかと心配(待っている方も多いでしょうが…)な時期が続いてきましたが、米国のSVB破綻から超大手金融機関である「クレディ・スイス」の株価急落、そしてUBSによる買収というニュースが流れました。

 

日経新聞2023//20「UBS、クレディ・スイスを買収 4200億円で合意」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR1848T0Y3A310C2000000/

 

以下引用

【パリ=北松円香】スイスの金融機関最大手UBSは同2位のクレディ・スイス・グループを買収する。スイス政府とUBS、クレディ・スイスが19日発表した。買収額が30億スイスフラン(約4260億円)相当となる株式交換で実施する。米シリコンバレーバンク(SVB)の破綻で金融システム不安が高まって経営不振のクレディ・スイスの株価が急落し、預金や預かり資産の流出も加速していた。SVB破綻から始まった市場の動揺は、2000年代後半の金融危機以来となる世界的金融機関の再編に発展した。

引用終わり

 

クレディ・スイスはグローバルなシステム上重要な銀行であるG-SIBs30行の内の1行であり、

(日本からは三菱UFJ・みずほ・三井住友のメガバンク3行が選ばれています)規模からして「Too big to fail(大きすぎて潰せない)」金融機関です。※とはいえ「Too big to save(大きすぎて救えない)」という指摘もあった訳ですが…。

 

クレディ・スイスに関しては以前から、スイスらしくないリスクを取った経営方針に批判もあり私も良いイメージはありませんでしたが、今回の救済劇は市場にどのような影響をもたらすのでしょうか?

 

詳細はこれから確認しますが、本来は劣後する株式を守り、債権(AT1債)を無価値にするやり方は後々に禍根を残すかも知れません。※AT1債はハイリスクな債券ではありますが、株式よりは守られるものなので

 

先行きを注視しましょう。

 

本日もありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

あきたで出産・子育てガイドブックに取材記事が掲載されました。

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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