こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
今年も大晦日となりましたが、どんな一年でしたでしょうか?
昨年から引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な制限がなされる中で何やら息苦しいところもありました。最近は落ち着いていましたが、新型株オミクロンの感染がじわりじわりと拡大してきており、毒性は低く風邪の様な症状とはいえお気を付けください。
私にとって今年は、1月に日本FP協会のセミナー講師を相続をテーマにさせて頂きましたが、それもあってか相続相談の依頼も多くなり、ライフプラン相談に次ぐ相談件数となりました。特に顧問契約のお客様など既存のお客様からの依頼・紹介が多くあり、1月のセミナー告知などを見て、土田には相続相談もできるのだと認識頂いたことが大きかったのかなと思い、自身にできることをもっと明確にお伝えしておくべきと反省するところでありました。
また、法人の事業承継対策や不動産投資(ワンルームマンション・小口区分所有投資・海外不動産などへの投資判断等アドバイス)、認知症対策での家族信託のような案件もあり、FPとしての幅もより広がったと感じております。
FPとしての成長、能力向上がお客様への提供できる価値の上昇になるので、来年ももっと成長できるよう精進して参ります!
さて、今年のマーケットですが、日経平均は1月4日の終値27,258円から上昇して12月30日の終値は28,791円となり、年初から約5%上昇で年末の終値として32年ぶりの高値で終えた一年となりました。
一方NYダウは年初30,223ドルから36,398ドルと約20%上昇しており、アメリカとの差が鮮明ですね。
また、為替が103円から115円へと円安になっており、日経平均株価をドル換算すると、265ドルから250ドルと逆に下落して終わっていることになり、日本が安くなっているという潮流を表しているのかも知れませんね…。
来年は、コロナ相場の主役であった、世界の中央銀行による金融緩和政策と資産買い入れ政策を収束させていくことからも、平均指数(日経平均やTOPIX、S&P500など)が上がるというよりも、より銘柄を選別した形にシフトしていく(もう既に始まっていますがより鮮明に)と予想されます。※金融相場から業績相場へのシフトの年になりそうです。
既に株式と債券での分散投資が機能しなくなっていることもあり、過去の実績だけで投資先を選ぶのではなく、実態や将来を見て投資先を選択する必要性がより高まるでしょう。
日本の凋落ぶりがコロナで加速している感があるのは非常に残念(カニも不漁もありますが、中国・米国に買い負けして値段が高騰しています…)ではありますが、個人ができることをして、将来に安心を持つためのアドバイスをこれからもしていきます。
最後に、2021年も本当にありがとうございました。
よいお年をお迎えください。