こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
先週末から「オミクロン株」問題もあり株式市場は下落していますが、今日も日本市場は下落しました。
日経新聞2021/11/29 「日経平均続落、終値467円安の2万8283円」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB00001_Z21C21A1000000/
以下引用
29日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末に比べ467円70銭(1.63%)安の2万8283円92銭で終えた。10月13日以来およそ1カ月半ぶりの安い水準となった。南アフリカなどで見つかった新型コロナの変異ウイルス「オミクロン型」の感染拡大への警戒が続いた。東証1部の9割以上の銘柄が下げるなど幅広い銘柄に売りが出た。
日経平均の下げ幅は560円を超える場面があった。岸田文雄首相は29日午後、オミクロン型の感染防止の観点から、30日午前0時より新規の外国人の入国を原則停止すると発表した。国内経済活動の正常化が遅れるとの懸念から、鉄道株や空運株への売り圧力が強まった。
日経平均は午前、小幅ながら上げに転じる場面があった。足元の相場急落で自律反発を見込んだ買いが下支えした。感染拡大への思惑が、昨年コロナ禍において株価が堅調だった銘柄の物色を誘い、エムスリーや任天堂は逆行高となった。
日経平均は総じてマイナス圏での荒い値動きが続いた。「オミクロン型の感染状況など詳しい内容が明らかになるまで、日経平均はしばらくは落ち着きどころを探る動きになるだろう」(大手証券)との指摘があった。
引用終わり
コロナショックが昨年3月に起こり、それ以降の株価は国家や中央銀行による財政出動や金融緩和によって高騰し、実体経済と乖離しているという指摘がされてきましたが、各国の政策が金融緩和の是正に向かうタイミングもあり、株価も調整が入るのではという観測も起こっていた中での「新型ウイルス株」の登場でしたので株価下落のよい口実ができての下落かなと個人的には思っていますがどうなるでしょうか?
とはいえ記事中にある「コロナ禍でも好調だった銘柄」はアフターコロナの世界で安定した銘柄といえるのかも知れませんし、今後金融緩和や財政出動が落ち着くとすると、今の様な株式市場全体が上がっていくというよりも、より銘柄が選別され、株価でも適正に格差が開いていくでしょうから、銘柄選択が資産運用で大事になり、今の相場は「買えば誰もが儲かる」相場ですが、今後はそうはいかなくなるのではと思います。
以前受けたIFA(独立金融アドバイザー)の研修でも、「アメリカや欧州でIFAの重要性が広く認知されたのは大きな下落相場だった」と講師がおっしゃっていましたが、下落した時こそ相談できるアドバイザーがいるといないとでは大きな差になるので、下落相場を経験した方々が経験的にIFAに対して価値を見出し、その後IFAに相談して運用をするようになったとの事です。※だからと言って暴落しろーと思っている訳ではありません(笑)
とはいえ、今回の新型コロナは多くの方の「人生観」を変えたのではないでしょうか?
オンラインで様々な事ができるようになり便利になった反面、リアルでの交流や移動が減り、また急激な変化に耐えられない方もいて精神疾患になってしまった方もいます。
金融の面で言えば、コロナ禍で資産運用を始めた方も多く、当事務所にも多くの相談依頼がありましたが、始める理由は「将来不安から」がやはり多く、不安や変化に対応しようと行動されることは素晴らしいことだと思います。
そういった相談者に対して、しっかりとアドバイスができ、相談者の人生がよりよくなるようにサポートできるように私自身ももっと成長していかなければ!精進あるのみですね!
これをご覧頂いているあなたも、もし将来に漠然とした不安を感じていたり、ライフプランを考えてみたいと思っていたりして、でも自分で解決するのは難しいなと考えていらっしゃるなら、ぜひお問合せ下さい。初回の無料面談で依頼するかはご判断することにして、先ずは行動されることをお勧め致します。
自分で検討してみたいという方はこちらもご参考下さい。
今日もありがとうございました。