こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
秋田市も桜が咲き、一気に春になりました。
昨日は学校の入学式も行われましたし、この時期に桜が咲くのは秋田では早いのですが、タイミング的にも良かったのかなと思います。※梅と桜が同時期に咲いているのも珍しいですし。
さて、今日はどんどん変わっていく社会の一例としてこんな記事を取り上げてみます。
日経MJ 4/6 Web版 「携帯「電話」はいらない? アプリで代用、料金に影響も」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ17BSC0X10C21A3000000/
以下引用
携帯「電話」なのに、電話をしない?
若者を中心に、スマートフォンの「電話機能」の代わりに、「LINE」などメッセージングアプリの音声通話機能を使う人が増えている。コロナ下で、ビデオ通話のツールが多様化したことも背景にありそうだ。携帯キャリア大手では、料金プランから無料通話分を取り除いて価格を抑える動きも広がっている。
引用終わり
記事の通り、最近は携帯の電話機能を使わずに、アプリ通話をしている方が増えています。
特に若年層がLINEやFacebookのMessengerなどを活用している割合が多くなっており、20代や30代は6割程度がアプリ通話を活用しているようです。※60代以上もアプリ通話が52%となっていました。
40代や50代は電話機能を活用している割合が多いのですが、それでも40代が50%(アプリ45%)、50代は54%(同43%)で拮抗しており、数年前までとは大きく変わっていますね。
私は仕事で使用するので電話機能中心ですが、ズームを活用してミーティングや相談をしたり(たまに飲み会も(笑))、着信がアプリ通話で来る機会が増えたりで、アプリでの通信機会は徐々に増加していきています。
これも通信環境が大きく変わり、大容量の通信が安定的に活用できるようになったからですが、5Gや6Gの世界になると更に変化していくでしょう。
記事では、こういった消費者の変化を携帯会社が捉え、通話機能を外したプランを設定している状況を伝えていますが、便利になる一方でセキュリティがそのアプリに依存するリスクもあると思います。
そういったリスクも踏まえた上で上手に活用していきたいところです。
とはいえ、技術の変化によって、今後もこういった 「数年前の常識が大きく変わる」事が様々な分野で増えていくでしょうし、それは「知っているものが得をする社会」が加速することかも知れません。
ですから、よりアンテナを立てて(アンテナという表現も古いかもですが…)情報を入手し、生活に上手に取り入れることで変化に対応していくことが大切です。
こういった情報の格差が、世代間は勿論ですが、地域間でも大きくあり、東京と地方では本当に大きな差があります。例えば、資産運用に関しても積極的なのは都会の若者であり、残念ながら地方ではiDeCoでさえ加入率が低い状況ですから、これが将来の経済的な格差にも繋がってしまう可能性が高いでしょう。
そんなことがないように、ぜひこういった事もきっかけにして、変化に対応していきましょう!
お金に関する情報で変化に乗り遅れたくない!という方はぜひお問合せ下さい。
今日もありがとうございました。