こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
全国で緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常を回復してきている感がありますがいかがお過ごしでしょうか?
私も先週末は久しぶりに幼馴染と炭火を囲んだのですが、こういった事もなかなか自粛ムードの中では難しかったと思うと、改めて日常とは瞬時に変わるものと感じました。東日本大震災などで経験しているはずなんですが喉元過ぎれば何とやらですね(汗)
さて、株価も22000円に迫る3カ月ぶりの高値で終えましたね。
実体経済は各社の決算内容も悪く、まだまだコロナ前の状況には戻らない(そもそも10-12月のGDPが年換算-7.1%でしたが)様相ですが、金融市場では政府の金融政策も相まって株価は戻ってきました。(だから信用ならない!というお声も頂きますが…)
とはいえ、アフターコロナではビフォーコロナとは違う経済に一気に変化していきそうです。
例えばその一つが「テレワーク」
5/15の日経新聞記事ですがこんな記事がありました。
「忍び寄るオフィス不要論」
以下引用
新型コロナウイルスの感染拡大による在宅勤務の普及で、オフィスのあり方が変わってきた。政府は14日、新型コロナウイルスの感染に関する緊急事態宣言の対象から39県を外すと決めた。だがテレワークが機能すると確認したスタートアップなど新興勢は、事業環境の悪化に備えオフィスを解約し始めた。都心部のオフィス利用に依存する不動産会社は、成長戦略の見直しを迫られる可能性がある。
引用終わり
また今日の日経新聞にはNTTが在宅勤務を5割継続するとありましたし、仕事で出社するという事が当たり前ではなくなりそうです。
また、そうなれば当然人が街に出ないことになりますから、小売店や飲食店なども出店場所や対象顧客の設定など様々な変更を考える必要があり、そもそもの流れであった、「
買い物に出掛けない、ネットで買い物をする」という流れの加速度が上がりそうです。
こういう流れは金融商品にも来るわけで、対面でなければ加入できない保険商品などもありますが、そういった事もなくなってくるでしょう。アンケートに答えるだけで最適な保険が分かります!みたいなサービスもどんどん出てくるでしょうね。(ネット系生保では今でもありますが)
ただ、その場合は消費者のリテラシーがより求められる訳で、少なくともそういった、「保険会社が行うアンケート」を元に保険加入することは「売りたい側の情報で判断して買う行為」であり、非常に怖いと感じる感覚が必要です。
そう考えると、「保険プランニング」「投信プランニング」など個別化して、簡単にすることで「オンライン」でも行えるようにするとニーズがあるかなとも思います。
しかし、実はこういったことをすると、資産形成とリスクマネジメントを分ける行為になりますし、そうなると「最適な保険」や「最適な資産運用」の提案ができず、結果「ライフプラン」として中途半端になってしまいます。※例えるなら、保険会社や住宅会社が行う、「商品を売るためのライフプラン」に近いものになりかねません。
ということで、やはり私の考えでは「オンライン相談化」は難しいなぁと思います。
とはいえ、これからの時代に合わせた「FP相談の形」を考えて行こうと思います。
※何かアイデアあったらお問合せから教えて下さい!(笑)
何はともあれ、様々な業界で「アフターコロナ」での業態転換を考えていることでしょう。
5年後10年後の世界がどうなっているか、想像しながらその変化に対応できるように考え行動しなければいけませんね!
時代の大きな変化も楽しめるようにしたいものです!
今日もありがとうございました。