こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
今日は令和2年の大発会でしたが、一時500円を超える下落となる波乱の幕開けでしたね。
日経新聞Web版「日経平均、終値451円安の2万3204円」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54053310W0A100C2000000/
引用開始
東京株式市場の2020年初めての取引となる6日の大発会で日経平均株価は大幅に3日続落し、前営業日比451円76銭(1.91%)安の2万3204円86銭で終えた。日経平均の下げ幅は昨年8月2日(453円安)以来、およそ5カ月ぶりの大きさとなった。米軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害をめぐり、両国の対立が激化するとの懸念から運用リスクを回避する目的の売りが膨らんだ。トランプ米大統領の発言を受けて米朝関係が悪化するとの警戒感も強まり、米国発の政治リスクが投資家心理を一段と冷やしかねないとの見方が広がった。円相場が1ドル=107円台後半まで上昇する場面があり、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。
引用終わり
主に3日に行われたイランの革命防衛隊司令官の殺害による中東リスク増大が原因とされていますが、大きな戦争に発展はしないだろうという見込みもあり、記事でも一時的な下げにとどまりそうとされています。
ほぼ全面安というこの動きの中で、昨年来最高値となった企業もありますが、それは秋田にも所縁のある「国際石油開発帝石」です。
言わずと知れたエネルギー企業ですが、中東危機からの原油高を見越して上昇となっています。※出光興産やJXTGも上昇しています。
この様に、当たり前ですが株価は世界情勢や私たちの日常生活に密接に関わっていて、世界情勢の動きで様々なもの(為替も含む)の価格が変動し、それによって私たちの生活に大きな影響をもたらします。
遠い中東の問題と思っても、対岸の火事などではなく大きな紛争となれば、原油価格の上昇、そしてそれに伴いガソリンや灯油、電気代の上昇に繋がり、原材料の上昇は物価の上昇にも繋がります。
今回のケースではそこまでにはならないという見方が多数派ですが、私たちの生活は常にそういったリスクがつきものであり、特に日本はエネルギーのほとんどを輸入に頼っている国ですから(原油に関しては中東依存度が8割強!)これを機に、エネルギー安全保障についても国に考えてもらいたいところですね。
そして私たちも、将来的な物価の上昇などの「リスク」を念頭に入れて資産を形成していく必要性がありますね。
ファイナンスとは将来の不確実性(リスク)に対する人類の叡智が生み出した解決策です。
その道具としてのファイナンスを上手に活用して、益々不確実性を増しているこの時代を「安心」して乗り切れるように、今年もサポートして参ります!
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今日もありがとうございました。