こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
今朝もサッカーのUEFAチャンピオンズリーグが熱かったです!
連日の奇跡のような逆転劇でした!
とはいえ今日は強引に繋げませんのでご安心!?下さい(笑)
さて、日経新聞にこんな記事がありました。
個人情報提供に対価「情報銀行」事業化相次ぐ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44513340Y9A500C1MM8000/
記事によると、スカパーJSATが番組の視聴履歴などの情報を他社に提供する事に同意してくれた視聴者に対し、視聴料金を割り引くというサービスを開始し、個人融資のJスコアも年収や学歴などの個人情報を外部に提供する事に同意すると現金や電子マネーを提供したり金利を引き下げたりするとの事です。
こういった個人情報を利用者の合意の元で外部に提供することで、例えばスカパーでゴルフチャンネルを観ている視聴者向けにゴルフメーカーは広告を打つことができ、より効果的な宣伝ができるようになるそうです。
グーグルやアップル、フェイスブック、アマゾンといういわゆる「GAFA」と呼ばれる企業を代表に、インターネットを利用すると閲覧履歴や購入履歴から分かる「個人の趣向」を元に広告が入ってきて一見便利ではありますが、この情報が一体どこに流れてどんな活用をされているのかは不明です。
そういった意味では非常に怖い仕組みではありますが、今回の「情報銀行」は利用者の同意の元(GAFAでも恐らく長い文章で同意を求めていますからその中に個人情報の利用文言もあると思いますが…)で尚且つ範囲も決めた上でのものなので面白いサービスと思います。(しかも料金値引きや現金・電子マネーなども貰えるのでメリットもあります)
また富士通と電通もグーグルから情報提供を受けて、グーグルカレンダーで空いている時間にその方の興味あるイベントやテレビ番組などの情報を提供するサービスを配信するそうです。
これらは広告業界にとっては大きな変革になりそうですね!
また、NTTの子会社でサービスをスタートする「ゲノム情報と健康診断情報から病気になるリスクを算出して、対象となる従業員に健康指導を行う」という新しい予防医療の事業もあります。
エストニアでは国民全員の健康情報を管理していてそのビッグデータを元に予防医療の分野での研究も進んでいると言いますし、日本でもこういった予防医療分野が進むと良いですね!
こういった個人情報を活用したサービスは様々な分野で大きな地殻変動を生みそうです。
まさに「第4次産業革命」真っ只中!
変革の時代を生き抜く目も必要となり難しい時代ではありますが、こういった革命的な時代を生きられることは楽しみでもありますね!
今日もありがとうございました。