こんにちは。
秋田のファイナンシャルプランナー、土田茂です。
最近は秋田でも30度を超える暑い日が続いています。
もうすぐ8月ですから暑くなるのは当然ですし、それに備えて服装や食べ物など様々なものを夏仕様にしていらっしゃると思います。
この様に、我々は自然に将来を予測して準備をすることで対処しています。
それによって快適に(とはいえ暑いのは苦手ですが...)すごすことができますね。
では季節の様な短い期間ではなく、長い期間ではどうでしょうか?
例えば必ず我々は一年に一回歳を重ねます。
ですから当然生きていれば歳を重ね、いずれ老後を迎えます。
それが何年後かは人それぞれですが、その時の日本は、世界はどうなっているでしょうか?
当然今と同じではありません。
例えば人口はどうなっているでしょうか?
また、人口の年齢別比率はどうでしょうか?
今より物価は上がっているでしょうか?
1ドルはいくらになっているでしょうか?
などなど...
挙げればキリがありませんね(汗)
そして予測し易いものもあれば、予測しにくいものもあります。
私がよく質問することですが、
将来日本の物価は上がりますか?下がりますか?
また、円安ですか?円高になりますか?
というものがあります。
こういった将来予測をして準備をしている人としていない人では大きな差が出てしまう可能性がありますね。
では、その予測で大切なことは何かというと、
「予測を当ててその方向で備えるよりも、どうなっても大丈夫な様に備えておくこと」
だと思います。
予測を正確にすることは誰にもできません。
ですので、例えば「将来は円安で物価も上がる」と思っても本当にそうなるかもわかりませんし、なったとしてもどれほどの円高か物価高かはわかりません。また、そこに備え財産を偏らせると、予測が外れたときに大変になってしまいます。
ですから、どうなったとしても大丈夫なように備えておくことが大切です。
具体的には、資産を偏って持たないことです。
日本円で預貯金や保険での資産形成のみでは「円高で物価安」であればいいですが、円安や物価高には対応できません。
予測しながらもバランスよく資産を保有するように心がけて、理想は大儲けではなく、どうなっても大丈夫な安心できる家計を作ることだと思います。
今日もありがとうございました。
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