こんにちは、
秋田のファイナンシャルプランナー、土田茂です。
「アベノミクス新三本の矢」や「TPP」やらでこれから更に生活に直結する変化が増しそうな昨今の情勢ですね。
これからの時代は、適者生存というと大げさに聞こえるかも知れませんが、変化に対策を取り適応した方と、今まで通りの”親世代”の価値観で生活した方で大きな格差が生まれる時代になりそうです。
TPPなどでこれから予想されそうなものについてはブログもしくはメルマガにて順次情報提供していきます。
さて、今日は住宅ローン金利について。
住宅ローンの相談時に必ずといっていいほど聞かれるのは、「これから金利が上がるんでしょうか?」という質問ですね。
これに関しては、今が最低水準なのは間違いないので、ずっとこのままの金利ではいかないという一般的な回答をしています。ただ、問題なのは「いつ」「どのくらい」上がるのか?ということではないでしょうか?それによって変動金利で借りるのか固定で借りるのかという判断材料の一つになりますからね。
「いつ」という問題ですが、今はアベノミクスによる「金融緩和」で日本銀行が国債を大量に買っています。ということは「買い手」がいる訳ですから、売り手も金利をわざわざ上げる必要はないですよね?(国債は国の借金です。大金を貸してくれる人がいれば、借りる側(国)は低い利息で借りたいのでわざわざ利息を高くしません)※実際は市場で取引されているのでイメージと思って下さい。
ですから、アベノミクス(というより金融緩和)が続いている限りは金利は上がりにくいということになります。つまり暫くは大きく金利が上がる恐れはないと考えられるのではないでしょうか?
では、「どのくらい」ですが、これは正直読めません。
金利の上がり方は上がる理由によって全く違うと思います。
金融緩和を止めるなどして政策的に利上げをするのか?(アメリカが今そうしようとしていますね)
円や国の信認低下によって強制的に引き起こされるのか?(これはヤバイ状況になります)
もちろん政府としても政策的な利上げを目標にしているとは思いますから、状況を見ながらの判断になるとは思いますが、完全に私見ではありますが、インフレにシフトをさせて暫くしてからというのが妥当な気がします。
そういった意味でも、インフレは政府として絶対にしなければならないことと考えていると思いますので、対策を取らなければなりませんね。
住宅ローン金利が上がるといって煽っているFPも全国的に多いのですが、住宅ローンに関しては金利も重要ですが、ライフプランを一番に考えて選択するのが大切です。
そして、住宅ローンだけでなくインフレなどへの対策も兼ねたプランニングをしなければならないでしょう。
呉々も「木を見て森を見ず」ということにならないようお気をつけ下さい。
今日もありがとうございました。
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Katie Zipp (金曜日, 03 2月 2017 10:41)
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